世界のハードウェア起業家にとって夢の国に行ってみた
こんにちは!
フリーランスでアプリからサイト制作をしている大学生です。
9月にハードウェアで起業を考えている方なら誰もが一度は憧れると噂の街深センに行ってきました。
今回はそのレポート内容を記したいと思います。
そもそも深センってなに?
深センとはここ30年足らずで人口が30万人から1400万人になるほど急成長している中国の都市で人口における若者の比率が65%を越えているほど若い都市です。
場所は香港にほど近い所にあります。
最近ではハードウェアスタートアップの分野で世界的に有名になりつつあり、プロトタイプから大量生産までのエコシステムを形成している。
要は巨大な秋葉原だ。
なぜ今回そもそも行こうと思ったのかといいますと、知り合いのハードウェアで起業をなされている方に、「深センは東京を越えている!未来都市だ!」というとんでもない話を聞いてしまい、AKIRAの新東京を思い浮かべながら渡航しました。
そしてたどり着いた深センは本当にすごかった!!!
そんな未来都市深センのどこがすごかったかをこれから箇条書きで紹介していきます。
○自転車のシェアリングサービスがすごい!
こちらmobikeとoppoという自転車のシェアリングサービスの自転車で、スマホでQRコードを読み込めば誰でも格安で行きたい所まで自転車に乗れて、自転車は好きなところに乗り捨てられるサービスです。
この自転車がほんとにどこにでもあります。
日本でも最近北海道でmobikeが始まりましたが東京だとなかなか規制が厳しくてやれなそうですよね。
○電子決済の普及率がすごい!
深センは日本以上にスマホの所持率が高く、なんとホームレスも自分のQRコードを見せて寄付を集めています。
街中はQRコードだらけです。
マックもタッチパネルが置いてあり、QRコードで支払いができます。
またレストランなどもテーブルの上にQRコードが一個置いてあるだけでそれを読みとって注文をする店などもあります。
生の通貨を持ち歩く人はほとんどいません。
そんなQRコードですが、みなさんWechatのWechatペイを使って電子決済しているのですが、それには中国の銀行の口座が必要で僕は電子決済をすることができませんでした。。
(上の写真はQRコードのオブジェ。ついにオブジェをつくってしまうほどQRコードを信奉している街、それが深センだ。)
○全く同じものをところせましとビル全体で売っているのがすごい!
上の写真からお分かりいただけるだろうか。
写真の右のお店ではスマホカバーを売っているのだが、その後ろのお店も似たようなスマホカバーを売っており、さらにはその真向かいのお店もスマホカバーを売っている!
深センは巨大な秋葉原で、電子に関する部品を売っているお店がところせましと並んだビルが何十練も軒を連ねている場所である。
しかしお店で売られているのはその時流行っているものをどこの店でもだしてしまい、とんでもなく真っ赤なレッドオーシャンになってしまっているのだ。
(ちなみに僕が行ったときはハンドスピナーを売っているお店がちらっと見ただけで40-50店はあった。)
そんな中でドローンや二足歩行ロボットが売られていてみんな街のいたるところでドローンを飛ばしていたりして、規制もなにもあったものではありませんでした。
そんな深センで流行っているサービスはたくさんあります。
・DiDi
・Bidu
・Alibaba
・ku mi ke
...
今回書いた記事以上に深センにはたくさんの未来を見させていただきました。
ぜひ新しいサービスに興味がある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(ただ日本以上にトイレがきれいな国はありませんね。
トイレだけはいつも日本が圧勝です。)